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■香港へ行ってきました!!

「三国志大戦」はなんと昨年の暮れから、海外でも稼働中!!
カードやゲームでの表示など、基本的には日本と一緒。ただ、ゲームセンターにおけるネットワークの整備がまだまだなので、全国対戦がなく、店内対戦と1人用だけですがね。
「7月2日(日)三国志大戦の公式大会が香港で開催される」という情報をキャッチした我々は、「最強君主を捜せ!」でおなじみの、大都督「栄斗」と、ファミ通編集部「ブンブン丸」を伴って、香港へ向かった!

大会前夜、香港に到着したのは午後11時過ぎ。蒸暑い香港の空気がお出迎え。

ホテルにチェックインした後、早速ゲームセンターへ。
香港のゲームセンターの営業時間は、午前8時から午前2時ぐらいまで営業している店が多く、我々が到着した時間もお店は営業中。(朝8時からって、一体誰のため…)
明日に向けて最終調整をしているプレイヤーがいるかと思いきや、夜も遅い時間、三国志大戦コーナーには、一組のみ。本番を前日に控えた深夜、みんな明日に備えているのか?
香港で稼動している三国志大戦は、日本のVer.1.003相当の特別バージョン。ゲスト2人とともに、昔を懐かしみながら、店内対戦。

日本人3人でわいわいプレイしていると、どこからやってきたのか、いつの間にかギャラリーが。そのうち対戦を申しこまれたり、プレイの質問や、サインを求める人など日本のイベントとあまり変わらない風景に。結局閉店まで香港プレイヤーと交流し、記念撮影まで(笑)

■大会当日〜

大会会場は、香港の中心街のひとつ旺角。
オープン前のゲームセンターが特設会場となった。
2時間前の会場では、まだ筐体を組んで動作チェック中。

さてさて、まずは、イベント入り口では、開始1時間ほど前から列ができ、開場後瞬く間に一杯の人だかり。香港の「三国志大戦」熱もかなりのもの。
まずは、最後の出場者を決める当日予選。登録者の11名によるトーナメントは、呉&他の混成デッキを使う「DAU」選手が最後の切符を手に入れた。
予選を勝ち抜いてきた16名による試合に会場もヒートアップ!!

会場は、試合が決まるときはもちろん、攻城が決まるとき、伏兵を踏んだときには、あちらこちらで、歓声、悲鳴があがる。(香港は店内対戦がメインなので、店ごとのつながりが強いようで、店舗代表を応援するグループで分かれているよう)
応援している選手のキー武将が一騎討ちや伏兵で撤退したときには、「アイヤ〜〜!!」と悲痛のの叫びも。

選手のデッキはさまざま、日本でも人気の高いデッキもありましたが、それぞれに、独自のアレンジを加えていました。

プレイヤーの中には、武勇10000以上、証4000オーバーのプレイヤーも!!
(店内のみなので、武勇、証のシステムは日本と違うので、単純比較はできませんが、驚愕の数字には、我々もびっくり!)
そして、大会途中におこなわれた来場者へのプレゼント抽選では、抽選者として登場した栄斗が脅威の引きを魅せる事に…
なんと、立て続けに女性来場者ばかりを引き当てるという(比率的には、女性来場者比率は1割程度)奇跡のようなスキル(?)を魅せる!!
さらにエキシビジョンマッチの対戦相手も、女性を引いたのですが、代役にイケ面の彼氏登場。そんなプレイヤーを前に、大人げなく圧勝(笑)。情け容赦なく、地獄を見せる(笑)女性に優しく、男に厳しい!?

■決勝戦〜

注目の決勝戦は、5000試合以上をこなし武勇10561、証4166という圧倒的な戦績と経験を誇る「億誠」選手と若干16歳の「雲影」選手の対戦。なんとこの二人の年齢差は親子ほど。

悲哀同士の対戦となった決勝戦。
8枚悲哀の「雲影」に対して黄祖&張任の入った日本ではあまり見ない形の7枚悲哀。士気がたまった中盤、互いに悲哀の舞を発動。ラインを上げ有利な体勢で舞った「億誠」選手が、相手の舞を潰して見事勝利!!

■優勝「億誠」選手!!

表彰式では、優勝した「億誠」選手に、特別称号「青龍」が授与された。
今後の香港の三国志大戦は、彼を中心に回っていくのか!?

■友好のエキシビジョンマッチ!

そして、決勝戦終了後には、香港チャンピオンになりたての「億誠」選手に対して日本からの刺客?大都督「栄斗」が挑戦者として登場!
ここで日中を代表するプレイヤーによる友好のエキシビジョンマッチが開催!!

このバージョン(日本のVer.1.003)では、悲哀には厳しいとされる「栄斗」の覇王デッキ。さらに、エキシビジョンとはいえ日本代表というプレッシャー!しかし、そんなプレッシャーを感じさせないプレイで悲哀を踊られた後も冷静に対処し、見事に勝利をおさめ日本代表の面目を保ちました!

また、決勝戦の翌日から新バージョンVer.1.1の稼動と、一部店舗では、全国対戦(香港内でのネットワーク対戦)が実施されることが発表され、来場者には、うれしいお土産となりました。

イベント終了後には、日本のイベント同様に、即席の「栄斗」サイン会となり、長蛇の列ができました。

■まとめ

いかがだったでしょうか?今回の「三国志大戦」公式大会香港レポート。 現在香港では、Ver.1.1が稼働中で一部店舗では全国対戦もはじまり、香港プレイヤーのレベルも急上昇中なのです!

言葉は通じなくとも(デッキ)で語れ!!
香港へ行った際には、デッキを忘れずに!!ゲームセンターに足を運んで現地のプレイヤーと語らうのも一興!

ではまた!!